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インディアナポリス動物園に行きました(1)

08 17, 2011 | Articles

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先日,アメリカのインディアナ州で開催された動物行動学の国際学会Behavior2011に参加してきました.学会自体はブルーミントンという町にあるインディアナ大学で行われたのですが,せっかくなので滞在を少し延ばし,州都インディアナポリスの動物園に行ってきました.

Indianapolis Zoo
Indianapolis Zoo - Wikipedia

僕にとっては台北,シンガポールに続いて海外の動物園の訪問は3つめ(マレーシアのクチンのしょぼいとこにも行ったけど,あれはちょっとノーカンにしたい).アメリカの動物園の中ではとくに大きくも有名でもないと思いますが,なかなか雰囲気のいいところでした.


動物園はダウンタウンの西側,川を渡った先の州立公園の中にあります.途中の公園にはカナダガンの群れがよちよち歩いていたり,トウブキツネリスがちょろちょろしていたり.


入場料は季節ごとに違っていて,夏がいちばん高いです.内陸なので冬はけっこう過酷な寒さになるんでしょう.おとな$15,こどもも何歳からか忘れましたが$10くらいで,日本に比べればだいぶ高い気はします.個人的には日本の動物園もこどもの入場料とればいいのにと思っていますが.ちなみに年間パスはたしか$95でした.

展示はハビタット別に4つに分かれていて,素直に歩くと森→草原→砂漠→海と回ります.Wikipediaによると来年Islandsが加わって5つになるようです.


Tiger Forestと銘打たれたトラ舎はこの5月にオープンしたばかり.ガラス張りで間近で見られるのは上野やズーラシアに似ていますが,違うのはその前面に餌を投入する二重構造の穴がついていて,ちょうど行った時間に職員さんがそこから餌を与えて立ち上がらせたりしながら解説していて盛況でした.ちなみに亜種は日本の動物園でも多いアムールトラ.まだ若い(2歳くらい?)個体でした.


Tiger Forestの中の様子.広い水場があり,かなり生態展示寄りです.右側の木はこれから育つのを待つということかな.


面白い組み合わせの異種混合展示.キョンとレッサーパンダ,シロテテナガザルとコツメカワウソ.後者は特に活発だったらインタラクションも見られそうですが,どちらも暑さにうだっていました.



コウモリ舎は写真のストローオオコウモリともう1種(インドオオコウモリだったかな)が同居してます.1匹ずつばらばらにぶら下がるもう1種に対し,ストローオオコウモリはギチギチに密着してぶら下がっていたのは,生態を反映しているのかなあと想像できて面白いです.この種は800万匹もの大群が1000kmを超える大移動をすることで知られますが,その詳細はよくわかっていないようです.
Fruit bats: Africa’s greatest mammal migration
ストローオオコウモリを衛星追跡する

手を広げてコウモリと大きさ比べができるパネル.最大種(マレーオオコウモリ)と最小種(キティブタバナコウモリ)とその間の数種がすっきり1枚に収まっています.ちょっと欲しい.


キツネザルはちょっと通路とケージが遠くて見づらいのが残念でしたが,僕の好きなエリマキ系(アカエリマキキツネザル)がいてうれしい.アオメクロキツネザルも一緒に飼われてました.


ここからは草原エリア.


スレンダーで顔が白い,あまり馴染みのないこのガゼルはサヘル地域に生息するダマガゼル.知らなかったのですが実は偶蹄目のなかでももっとも絶滅が危惧される種のひとつで,現在生息が確認されているのはチャド,マリ,ニジェール,セネガルの4カ国のみ,野生生息数は500を下回ると考えられているそうです.この子は貴重な赤ちゃん.
Nanger dama (Dama Gazelle, Addra Gazelle): IUCN Red List


綺麗な緑の絨毯の上にはオグロヌーとグレータークードゥーが草をはみ,水辺にはハゲコウが思慮深げにたたずんでいます.このあたりはひとつのエリアがかなり広く,バックには高い建物はおろか山すらないので開放的な風景になっています.


シロサイのエリアには吊り橋がかかっていたりして小技が効いています.ズーラシアもわりとこういう感じですね.


最大の心残り.リカオン,ぜひ見たかったんですが,なぜか展示が中止でした...


解説パネルはどれも丁寧に,ひとつの種につき複数が作られているのですが,チーターのものはとくに力が入っていました.アメコミ的漫画で紹介されているのはチーター保護基金(Cheetah Conservation Fund: CCF)の創設者のLaurie Markerさん.CCFのチーター保護活動の拠点は主に南部アフリカのナミビアで,個体数や遺伝的多様性のセンサスのほか,この国ではほとんどのチーターが保護区外の放牧地に住んでいるという現状から,番犬(アナトリアンシェパード,カンガルドッグと呼ばれるトルコ原産の大型犬)を使って家畜被害の抑制をめざすプログラムなどが行われています.欧米各国のほか日本にも支部があります.
Cheetah Conservation Fund
チーター保護基金ジャパン


チーターの走る速さを体感できるこんな装置もあります.横をチーターが走ってくれるわけではなくて,上のライトの点滅でチーターがあっというまにゴールしたのがわかるというものですが.子どもにはけっこう人気のようでした.


本人たちは日陰でぐったり.少なくとも5頭いることは確認できました.このチーターの展示も去年オープンしたばかりなので,これから飼育下繁殖にも力を入れていくということかもしれません.


オオミミギツネ,キバシコサイチョウ,(写ってませんが)ホロホロチョウがいるケージ.シロアリ食のオオミミギツネだからこそ鳥との同居が可能になっているのでしょう.ちなみにこのサイチョウ,「ああ(ライオンキングの)ザズーだな」と思いながら見ていると,隣にいた10歳くらいの白人の女の子が「アングリーバードのキャラにこんなのいたー!」と叫びだして,あーあのブーメランのやつね,あいつ使いにくいよねとわかりつつ,ものすごくジェネレーションギャップを感じました.

長くなってしまったので(2)へ続きます.

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